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Channel: 地下鉄 –岡田光世ブログ Mitsuyo Okada's Blog
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ニューヨーク、地下鉄でスケッチを描く男性

昨日の朝、ニューヨークの地下鉄で、黒人の女の人が乗り込んでくるなり、床に携帯電話を落とした。私の隣にすわっている白人の男の人が、それに気づくと、突然、その女の人に向かって、まるで攻撃するような口調で、携帯電話のせいでいかに私たちが、本当の意味でのコミュニケーションを取らなくなってしまったか、延々としゃべり始めた。...

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NY地下鉄ホームでバケツドラム・パフォーマンス

NYの地下鉄のホームで、大音響のビートが聴こえてきた。 黒いスチールのゴミ箱をシンバル、キッコーマン醤油の入っていたバケツをドラムに、ものすごい迫力のパフォーマンス。一ドル札が次々に投げ込まれていく。(なぜ、キッコーマン醤油?) 理不尽なことが相次ぎ、むしゃくしゃしている今、彼のようにゴミ箱でも、バケツでも、叩きまくりたい心境。 でも、ワタシは黙って、本のゲラをチェックする。   岡田 光世  /...

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「泣きたくなるほど愛おしい ニューヨークの魔法のはなし」発売 2014年12月4日

待望の最新エッセイ集発売! x 孤独な大都会ニューヨークでは、何気ない日常のなかで、他人同士がごく自然に心を通わせ、心の触れ合う瞬間に満ちています。 自分の気持ちに素直で、気張らない。この本を読むと、「自分もこんなふうに生きてみたい」と思わずにはいられません。 人見知りで、話すのが苦手と思っている人も、きっと偶然、隣合わせた人に話しかけてみたくなる、そんな気持ちになれる本です。...

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『ニューヨークのとけない魔法』(文春文庫)重版30刷、決定!

  今朝、外出前に文春文庫の編集者からメールが届いた。 『ニューヨークのとけない魔法』が重版です。30刷。累計15万3000部。 ヤッタ―! と思わず叫んだ。でも、編集者のメールは、淡々としている(ように聞こえた)。「これは本当によくかかりますね」と。   「重版がかかる」、ということ。...

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『ニューヨークの魔法のはなし』をクリスマスプレゼントに@ブックファースト銀座店

今、銀座コアにあるブックファースト銀座店で新刊を買うと、「ニューヨークのとけない魔法」(文春文庫)の表紙で作ったかわいいポストカード(著者=私=のサイン入り=さっきサインしてきました)をもれなくプレゼント!...

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ミラノ、そして東京の、とけない魔法

前回、ミラノの大聖堂前の広場を、空に向かって飛ぶ鳩の写真をアップした。 2年前にミラノを旅した直後に、たまたま、ミラノ出身の女性、ロベルタと東京で知り合った。下北沢のカジュアルなイタリアン・レストランで、ウエイトレスとして働いていた。...

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『ニューヨークのとけない魔法』の30刷が届きました。

「ニューヨークのとけない魔法」(文春文庫)の30刷が文藝春秋から届いた。ひと言。うれしい。 2007年2月、初版は1万2千部だった。編集者も私も驚いたことに、初版が売り切れ、重版となり、30回、印刷されたことになる。   成人になった読者から、「この本を最初に読んだのは、中学生のときでした」などという手紙やメッセージが届くと、そういう歳月が流れたのかと感慨深い。...

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写真を本邦初公開! 地下鉄での無言のやりとり

昨夜、マリーパットとモンティ(「ニューヨークの魔法」シリーズに頻繁に登場する夫婦)と一緒に地下鉄に乗っていたら、突然、満面に笑みを湛えて、反対側にすわっている若い女性に向かって、その人の帽子と自分の帽子を指差し、口(くち)パクで、身振り手振りで、「帽子が素敵!」と伝えていた。距離があったので、声には出さなかった。...

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『ニューヨークの魔法は続く』車内放送 – Sounds of Story –

岡田光世著『ニューヨークの魔法は続く』(文春文庫)より、岡田光世の朗読でエッセイをご紹介します。地下鉄車内の閉じた空間、全くの他人同士がひとつになる。そんな体験をみなさまにも。 x 岡田光世YouTubeチャンネル「Mitsy channel」では、他の動画コンテンツもお楽しみいただけます。 よろしければ、チャンネル登録よろしくお願い致します。   作成者・山本 昌徳 / Masanori...

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どんな人にも、語られるべき人生がある

昨夜、地下鉄の車両の端から、女性の大きな叫び声が聞こえた。止んだかと思うと、また叫び、静かになったかと思うとまた叫び声が聞こえる。...

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NYの地下鉄での頼みごと、頼まれごと

「NYでは危ないから、地下鉄で居眠りなど絶対にしてはいけない!」と、NYに住み始める前に日本人に言われた。しかし、私は東京でもNYでも、乗り物の中でよく眠る。 NYの地下鉄で、時差ボケのためにものすごい睡魔に襲われた。そういえば、と前に地下鉄で夫に起きた出来事を思い出した。 隣にすわっている見知らぬ女性に、「Do me a...

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席を譲ることをめぐるドラマ

NYの地下鉄で、さっと立って席を譲る人が結構、多い。譲らなきゃ、という使命感というより、譲りたいから譲る。譲られる方も、あ、どうも、といった感じで気楽に譲られている感じがする。 東京の電車で、学生風の男性3人が、席を譲ることについておしゃべりしていた。...

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NYは”ふたりぼっち”になれる街

地方から東京に出てきたけれど、なかなか友だちができなくてさみしいー。何年か前に、そんな手紙を読者から受け取りました。結局、その女性は、生まれ故郷に帰っていきました。 「そっとしておいてほしければ、群衆のなかでひとりぼっちでいることもできる。でも、誰かと話したければ、ひとりぼっちではなく、ふたりぼっちになれる。それも、地球の反対側からやってきた、見ず知らずの人とでも」。...

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我が家はアメリカ式バレンタイン?

バレンタインデー。NYの地下鉄で一輪のバラの花を手にしている女性がいた。素敵ね。カレからもらったの? と声をかけると、残念ながら、違うの。オフィスでみんなにくれたのよ。 義理チョコならぬ、義理バラか。...

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ニューヨークはニンゲン臭い街。だから私はこの街が好き。

 長年、NYを見てきて、どのようにこの街が変わったのかとよく聞かれる。1990年代以前のNYは、とてもニンゲン臭かった。  地下鉄の車両で手品師の手から突然、ハトやウサギが飛び出してきた。2本のアンテナ付きの帽子を被った”宇宙人”が、「自分の惑星に帰りたいんです。寄付をいただければ、お礼に地球上の悪をすべて持ち帰ります」と、アンテナ付きの紙コップを手に、車内を回り始めた。...

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Women Without Men そして、男のいる女

 55丁目の劇場で友人のジェネファーと、Women Without Men(男のいない女たち)を観て、深夜の地下鉄へ。ひと気の少ないホームを歩きながら、男が消え入るような小さな声で女にささやきかける。  ふたりはひっそり身を寄せ合って、ホームの端にたたずむ。女は男の腕を握り、男は女のバッグを手にしている。傷ついた者同士が、お互いを必要としている。そんな雰囲気が漂う。...

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ブルックリン行きの地下鉄で

サーカスを観るために、ブルックリン行きの地下鉄に乗っていた。3席ほど離れたところにすわっている男性が、立ち上がって、私に声をかけている。 「席を替わるから、ここにすわれ」と言っているようだ(また、どうして私なの? 本当によく席を譲られる!)。 彼の目の前には老夫婦が立っているではないか。...

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懐かしいサーカスの思い出

地下鉄で席を譲ってくれた長髪の男性と、老夫婦と私の4人で、おしゃべりが弾んだ。私が日本人と知ると、「SIGH(サイ)」っていうメタルバンドが日本にあるだろ。「LOUDNESS(ラウドネス)」も世界的に有名な日本のバンドだぜ」と興奮気味。彼はボーカルとベースをやり、詩も書くという。...

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NYの地下鉄に、日本の東北の人たちの笑顔が

NYの地下鉄に、日本の東北の人たちの笑顔がーー。「2011年の震災と津波からの日本の復興に、力を貸してくれてありがとう。災害から5年がたち、福島とその周辺は癒されつつあります」と書かれている。 私の知り合いは、福島の原子力発電所のある町で生まれ、嫁いだ。今も福島に戻れない。 癒されつつある? 笑顔が胸に迫る。...

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地上を走るニューヨークの地下鉄7番線。窓の外を眺める少年

地上を走るニューヨークの地下鉄7番線。マンハッタンからクィーンズに向かう。 ずっと窓の外を見続けている少年が愛らしくて、後ろ姿を撮っていた。 クィーンズボーロー駅に到着。ホームに立つ人に、バイバーイ! と手をふっている。 少年が突然、ふり向く。ねぇ、ボクのこと、撮ってるでしょ…、という顔で私を見る。バレたか。 少年は再び、窓の外の景色に釘付け。 ねぇ、まだ撮ってんの?...

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